新入荷のstamp work pipestoneコンチョ

冬晴れの一日いかがお過ごしでしょうか。

本日は新入荷の堀江純作のシルバーコンチョのご紹介。

去年の中ごろからいろいろ構想を練り出来上がった物がこのコンチョになるのですが、

こちらのコンチョ画像を見て頂くとわかるかと思いますが至ってシンプル、
でも何か目に留まる、そんな魅力のあるコンチョになりました。

まず、基本はラコタのウォーボンネットデザイン、菱形が連なったデザイン。
しかし、良く見るとポイントポイントに大きさの違うスタンプを打ち、見方によっては四方向を差すメディスンホイールの形も表しています。

そして、センターに鎮座する石はサンゴではなくパイプストーン。
パイプストーンとは、ラコタのピースパイプの火皿に用いられる石で、
ラコタの人はこの石を先祖の血で出来た石といい、ある一部の鉱山でとれる石のみをパイプの火皿として使うそうです。

そんな石なので、こういった装飾に使うのはどうなのかな?なんて思ったのですが、
そこはラコタに精通している堀江氏だけに、こういった答えが帰ってきました。

【サウスダコタにいるときに知り合いのメディスンマンから、装飾に使うなら火皿を使うのに余ったパイプストーンを使うんだよって言われた、僕はそういった石を使っているので問題ないよ】
その一言を聞き安心してお願いが出来たパイプストーンコンチョ。

何か目に留まるコンチョ、おそらくそういった点で、惹きつける力が有るのかもしれません。

堀江氏は作品の中にストーリーが閉じ込める作風を得意としますが、
このコンチョは、ラコタとの人たちとの経験や体験がもとになり形になった、彼自身のストーリーが詰まった作品ではないかと思います。

菱形と赤い石付ければいいってもんじゃないんだよ!ヒヒヒッてつぶやく堀江さんの声が聞こえてきそうな今日この頃、このコンチョをどう生かすか、少し肩の荷が重い仕事になりますが、お楽しみされてください!

という事で今日はこの辺で、皆様良い一日を~

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