新年の始まり

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

2018年の仕事始めとなりました。
お休み中ダラダラとしてしまったので、頭をすっきり切り替えるべく、今年もお世話になる道具たちのメンテナンスから始めました。

インスタでは包丁等の手持ち道具の写真を撮ったのですが、ブログではこちらのミシンの写真を使いました。
商品は基本的に手縫いが多いのですが、製靴でこのミシンを使います。

日本のSEIKO社の製甲用18種ミシン
日本の靴職人には欠かせないこのミシンですが、
世界的に見ると靴作りの現場でこの18種ミシンを使っている国は日本位しかないようです。

縫製スピードや使用ボビンの大きさ等で量産の現場ではポストミシンが支持され、
ミシン製造メーカーからも、18種ミシンの一体型の鋳物構造は技術的にも難しく敬遠されてきたというのが現状らしいです。

しかし、日本の現場では、右手が自由になる、ミシン目が繊細で美しい等の理由から18種が製甲ミシンとして根付きました。
現在、世界でこのミシンを作っているメーカーは日本のSEIKOただ一社だけという、携帯でいうガラケー状態ですが、
やはり、手放せない方も多くいるのはこのミシンもガラケーも一緒ではないかと思います。

まだまだ実力の半分も出してあげていないと思うので、お客様にこのミシンの縫製のものが良いと言われるよう、
今後もいっそう精進して参りたいと思います。

ということで、2018年もよろしくお願いいたします。
今日はこの辺で!

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