秋晴れの良い一日いかがお過ごしでしょうか。
本日はご報告をひとつ。
以前のブログエントリー記事で、大仕事をしたなんていうくだりを書いたことが有ります。
追々ご連絡をなんてもったいぶった書き方をしましたが、本日はその事について書かせて頂きます。
Buffalo TracksはJapan Leather Awrad 2013という革製品を一堂に集めたコンテストへエントリーさせて頂きました。
鞄、靴、小物などなど、様々なカテゴリーがある中、今回、僕はメンズバック部門へ出展致しました。
日々の製作に追われる中、今まであまりショーレースには興味もそれにかける時間もなかったのですが、
コンテストテーマを見た瞬間に思い浮かんだ青写真があり、
それを形にしてみたいという衝動と共に製作に入りました。
その間、諸先輩方にも肩を押して頂き完成した作品がこちら。
人生2つめのランドセルという作品のテーマから【Second Ransel】と名づけました。
ご使用と共に光沢のます国内タンナーさんが作ったサドルレザーを使用し、
エイジングしていく真鍮金具を組み合わせたリュックと手持ちの2way バック。
ジッパーの開き具合で全開にもなる収納口は大きな物も大変しまいやすく扱いやすいバックになっております。
また、モデルがランドセルという事もあり、ランドセルの主流になりつつある、A4ファイルがぴったり収まるというポイントもしっかり押さえました。
普段なかなか使わない技法などを取り入れ、きっちりしたバックに仕立てましたが、
そういった作品にもシニュー糸を組み合わせる辺りがBuffalo Tracksの拘りといえる点だと思います。
ということで、Buffalo Tracksのショーピース詳しくはJapan Leather Awrad 2013のサイトをご覧ください。
他にもすごいメーカーさんや、作品が沢山出展しているので、勝ち上がる確率は低いかもしれませんが、
遠いアメリカで一等を取ったアーティストのBead Dollを眺めながら吉報を待ちながら、
久々に感じる程よい高揚感と、心地よい緊張を少しの間楽しみたいと思います。
それでは本日はこの辺で。皆様良い一日を。