お知らせなど

12月も終盤に差し掛かり、年内締め切りの仕事に追われる毎日。

ただ、今年は意外とスムーズに事が進み、例年よりは少し心にゆとりがあります。

そんな師走、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

年末に近づいてきましたので、年末年始の営業のお知らせを。

2016年12月30日~2017年1月4日の6日間お休みとさせて頂きます。
その間メールでのお問い合わせ、弊社オンラインストアでのご購入は24時間お受けいたしておりますが、
弊社からのご連絡、電話でのお問い合わせ、発送業務等は休み明けから順次対応させて頂きます。
お客様にはご迷惑おかけ致しますが、何卒宜しくお願い致します。

と、いう事で本日の作品紹介いってみましょう。

オールディアスキンで製作したウォレットになります。
ご希望が柔らかい革でというご希望があり、ディアスキンを選択しました。

ディアスキンはタンニン鞣しのナチュラル色。
サドルレザーと同じようにエイジングする革になります。

革紐をコンチョに巻きつけ留めるタイプになり、コンチョはビーズワークを施したビーズコンチョを合わせました。

全パーツディアスキンで製作したことは今までなかったのですが、ご希望の柔らかい手触りと必要最小限の収納、この2点をクリアしたウォレットに仕上がったと思います。

それでは今日はこの辺で。


Belt Pouch Special Order

本日から4月が始まります。

四月の一日なので、世間一般的には嘘でもついて盛り上がるのでしょうか、
気の利いた嘘も思い浮かばないので、いつものように作品紹介。

本日ご紹介するのはバッファローレザーとディアスキンのコンビのベルトポーチのご紹介。

インディアンメイドのベルトポーチをお持ちのお客様のポーチがだいぶ傷んできたので、ビーズワーク部のみ移植し、
ポーチの新調をさせて頂きました。

ビーズワーク部はプレーンズインディアンをお好きな方ならパッと見で作者が解るのでないかと思われるほどの有名ビーズワーカーの作品です。

今回移植に辺り、一部ばらさなければいけない部分があったのですが、細工方法等確認が出来、私にとっても、とても有意義な作業となりました。

本体の方に目を向けると、カブセ部にはバッファローレザー、マチなど本体にはタンニンのディアスキンを使用いたしました。

完成当初はこの色目のコントラストをお楽しみ頂けますし、エイジングし、ディアの色目が変わってくるのもお楽しみいただけるポーチになったのではないかと思う今回の作品。

末永くお使いいただければと思います。

ご注文誠に有難う御座いました。

Belt Pouch / Special Order
ASK:Little Coyote

Material : BUffalo(Red Brown)+Deerskin
Sewing thread : Sinew
Bag Size(W×HxD) : ≒130 x 160 x 25(mm)


Vegetable Tanning Deerskin Pouch

節分の本日いかがおすごしでしょうか。

節分といえば豆まき。
昔はあちらこちらで豆をまく声が聞こえたものですが、最近はめっきりそんな声も聞かれなくなりました。
季節感が段々と薄れていくのは寂しい限りですが、昨今の住宅事情などを考えるとなかなか大声で豆をまけないのも仕方ないのかもしれません。
そんな我が家も大出に豆をまこうと思っても、後片付けが大変だからその辺でと、止められる始末。

そんな鬱憤を晴らすかのごとく、流行にのって恵方巻きなどという関東では聞きなれない巻物を、ほうばりたいとおもいます。
今年は南南東の方角だって?まずは方位から調べないといけないですね。
なんだかなんだか・・・

と小話はこの辺にして、本日は御取扱店のJunky様よりご注文頂きましたベルトポーチのご紹介。

素材はディアスキンなのですが、いままで弊社では使用したことの無かった、タンニンなめしのディアスキンを使用したポーチになります。

通常使用しているクロムなめしのディアと比べると少し吟面に腰があるかな?とい感じですが、その他の使用感はクロムの革と大差はありません。

さらにサドルレザーのようにナチュラルカラーはエイジングが楽しめるという事で、今後革の表情がどのように変わって行くか、その辺がクロムの革と違った楽しみ方のできる革になります。

また、タンニンのディアは染料が入る為、染料染めの色目を表現できる使い勝手の良い革になります。

そんなディアスキンを使用し出来上がったポーチがこちら。

巾着タイプのポーチでたばこが3個余裕で入る内容量と、マチ部にフリスクが入るポケットを付けて欲しいというオーダー内容でした。

巾着タイプのポーチに大き目のマチをつけ、ポーチの口の部分は四つ網のサドルレザー紐を通し開閉できるようになっています。

また、ポーチ背面は後にお客様の方でカナビラフックを通したいという事で簡単に取り外しのできるシャックル金具にサドルレザーを巻いて取り付けました。

お仕事中にも使用されるという事で、各パーツ十分な強度を待たせるために見えない部分も工夫したこちらのポーチ。

良き相棒になって頂けることを願っています。

という事でこの度はご注文誠に有難う御座いました。
本日はこの辺で、良い節分をお過ごしください。

2016年初ブログ

あけましておめでとうございます。
本年もBuffalo Tracksを宜しくお願い申し上げます。

2016年初営業日、皆様どんなお正月を過ごしたでしょうか。
私は完全な寝正月。
くちゃねくっちゃねしてしまい、今のところ激しい正月ボケにみまわれております。
しかし、2016年も残すところ361日。
あっという間に一年が過ぎていくので、今日から一日一日を大切に充実した1年が過ごせるようにがんばって行きたいと思います。今年も宜しくお願い致します!

今年最初の作品紹介は、こちら。
ディアスキンを表面に使い、内造りはサドルレザー、どちらもネイビーブルーに手染したラウンドジップミドルサイズウォレットのご紹介です。

去年の後半あたりから、手染商品の注文が多くなり、得にこのネイビーブルーの評判が良く、
革も手も真っ青の日が続きました。
そんな中、タンニンのディアスキンを使用する機会があり、ならば、このディアスキンも染めてみようと考えたのが始まりで、いざ色を入れてみたら発色がとてもよく、その革を使って製作したのがこちらのウォレット。

ムラ感がとてもかっこよく、サドルには無いソフトな手触りが特徴的なウォレットに仕上がりました。

こちらのウォレットは御取扱店のJUNKY CLASSICS様で展示してありますのでご興味のある方は是非お店の方へ足を運んで見てください。

という事で新年初ブログはこの辺で。
皆様良い一日を~