出し縫いの前にチャンが足りなくなり、チャンを作りました。チャンとは松脂で、製靴作業では強度、防水効果を狙いロウでは無くチャンを麻糸に擦り込みます。チャン作りは気温によってチャンとは油の分量を変えなければ最適なチャンが出来ないのですが、全て目分量と教わったのでなかなか上手く仕上がりません。経験有るのみなんですが、個人工房なので、それほどチャンも消費せず、作るたびに一からって感じです。#洋チャン #製靴 #出し縫い #松脂 #麻糸 #leather #handmade #handswen

出し縫いの前にチャンが足りなくなり、チャンを作りました。チャンとは松脂で、製靴作業では強度、防水効果を狙いロウでは無くチャンを麻糸に擦り込みます。チャン作りは気温によってチャンとは油の分量を変えなければ最適なチャンが出来ないのですが、全て目分量と教わったのでなかなか上手く仕上がりません。経験有るのみなんですが、個人工房なので、それほどチャンも消費せず、作るたびに一からって感じです。#洋チャン #製靴 #出し縫い #松脂 #麻糸 #leather #handmade #handswen

Belt Pouch

八月に入りいよいよ夏本番!と思いきや梅雨に逆戻り感のある今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

本日は軽装になる夏。そんな時期に使い勝手の良いこちらの商品をご紹介いたします。

腰からぶら下げるポーチ、ベルトポーチです。
その昔メディスンバックという名でよくみかけたポーチですが、なぜメディスン?と思われる方も少なからずいたと思います。

北米インディアンのメディスンマンがぶら下げていたポーチをヒント得て製作したバックという理由で当時販売されていたと記憶していますが、実際調べていくとメディスンマンがそういったバックを持っていたという記録は私の調べた限りなく、平原部族が持っていたポーチは火付け石を入れたストライク・ア・ライトポーチや、自分自身のメディスン(と言っても薬ではない)を入れて持っていたメディスンポーチなど、比較的サイズの小さなポーチが主流であるということがわかりました。(といってもパイプバックなど大きいものもあります)
なので、弊社ではこういったポーチをメディスンバックというネーミングでは販売せず、ベルトポーチという名で販売しています。
ただ、用途としては同じですのでその辺わかりづらくてすみません。

さて余談はこれくらいにして、弊社でレギュラーで製作しているのはアメリカンバイソンレザーを使ったものと、ディアスキンを使いビーズワークをあしらったものになります。

主にスマートフォンを入れるお客様が多いようで、レギュラーのポーチサイズでは入りきらない大きさのスマートフォンも登場し、ここ最近のオーダーではサイズを変更するカスタムオーダーが主流となっています。

今回画像を貼ったアメリカンバイソンのポーチはサイズとベルトループをカスタムしたポーチになり、定番品とはまた少し違ったイメージのポーチに仕上がっています。

そして、レギュラーではないのですがディアスキンのプレーンタイプも製作可能です。
こちらも、革の色や内に貼るウールの色のチョイスでいろいろなパターンが出来上がる個性の出しやすいポーチになります。

ということで、小物を収納にするのにとても便利なベルトポーチ。
夏場に良いと冒頭で書きましたが、一度使うとその便利さに季節を通して手放せないアイテムになると思います。

ということで、本日はベルトポーチのご紹介でした。