台風に振り回される本日。
十年に一度という勢力ということで、大きな被害が出ないと良いのですが。
皆様もくれぐれも用心して下さい。
そんな中本日はドコモギャラクシーのケースのご紹介。
と、その前に。
オーダーでの製作が多い私どもですが、有名店でもない弊社に、なかなか実物を見れない状況で注文をして頂くという点、お客様も怖い部分があるかと思います。
そんな中、ご注文頂けるということは、それだけ信頼を受けての事だと思い、
そのご注文に真摯に向き合い製作をしております。
でも、稀に不具合等が出る場合がある、これもまた事実です。
そういったご連絡を頂いた時、誠意をもって対応させて頂いているつもりですが、
上記にも記した通り、弊社のような小さな工房が一度失った信頼を取り戻すという事はことのほか難しく、
今後のお取引が無くなる可能性もあるかと思います。
このような事を書くこと自体、お客様の不安を煽るのではないかと感じる部分ですが、
包み隠さずこの作品の経緯をご紹介できればと思い本日ブログを書いています。
実はこのケース、当初不具合が出てしまい、不具合の対策品として、作り直しさせて頂いた作品となります。
お客様は、新しくご購入されたスマートフォン用のケースということで、心待ちして頂いたにも関わらず、
ケースに不具合が出てしまい、かなり落胆されたと思います。
しかし、弊社からの修正のご提案を快くご了承下さり、今回の再納品となりました。
修正品は今の所、問題なくご使用頂いているという報告を聞き一安心したという気持ちと、
お客様と御取扱店様に、再納品までの時間、作品への期待など、大変なご迷惑をお掛けしてしまったという気持ちが入り混じっています。
この度は、お客様、お取引店様の寛大なご対応に救われましたが、今後、こういったことが無いようさらに気を付けて製作していこうと思っています。
この度はご注文頂き、誠に有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ケースの方ですが、いろいろ掘り進めて考えてみると、次々とアイデアが湧き、
今後のケースにも応用できる手法の発見など僕にとって大変勉強になる作品となりました。
今回のギャラクシーのように、革で覆える部分が極端に少ないモデルへの対応は少々手こずる部類だったのですが、
このような手法で製作すれば、今後のバリエーションも増えるのではないかと思わされた今回のギャラクシーケースとなりました。





