Buffalo Leahter Bag

新年2回目の更新となりました本日は、Online StoreへLeahter Bagの新作”LBB-003”をUP致しました。

こちらのバック、先日のイベントで初のお目見えとなったのですが、大変ご好評頂き、今回晴れてラインナップに加えさせて頂きました。

毎回イベントにはバック類の新作を作っているのですが、今回は少しユーロな形の中にアメリカ風なパーツと革を組み合わせた、シンプルで一般受けの良い、軽くて使いやすいバックにする予定でした。

おおよそのアウトラインは現状の逆三角形で落ち着き、革はバッファロー、ステッチはシニュー、
金具には真鍮金具、カシメにはアメリカ製のバックなどで良く見かけるCopepr製のリベットを使用し、
留め具には真鍮製のドイツホックをと考えており、現状のバッファロートゥース+ビーズロープ+スタンプコンチョの組み合わせは想像もしていませんでした。

なぜなら、その組み合わせが一番コストもかかるし、使い勝手もドイツホックに比べれば劣る、バッファロートゥースの数も限られているし、しかも好き嫌いが別れるという点からでした。

そんな中、バックの製作を進めている段階でバッファロートゥース+ビーズロープ+スタンプコンチョのウォレットを製作する機会を頂き、納品時にとても喜んで頂けました。

その際にお客様からこの留め具の使い方は独特ですよね、これを使ったバックなんかも見てみたいという言葉を頂きました。

そのお言葉は正直ガツーンとトンカチで叩かれたような感じでした。

なぜならその時は、コンテスト作品の製作も重なり、なるべく造りを重視し、コストを抑え、一般受けする無難な作品を作るという方向に指向が固まっていたことに気が付きました。

似たようなバックがあるのなら価格的な競争にしかならない、

この組み合わが良いと言ってくれる方が一人でもいるのなら、うちでしか出来ないバックを作ろう!
という路線に方向転換し、出来上がったバックです。

アメリカバイソンの表情は気品漂う独特の雰囲気があり、アメリカのサドル製作などにも使われる強靭なコッパーリベットで持ち手を固定、そして、革と同じアメリカバイソンの歯をSuzuki Yukari製作のビーズロープと、Horie Jun製作のシルバーコンチョを使用し留め具とする。

鉄板なバックの中に、アメリカテイストいやラコタテイストを組み合わせたレザーバック。

ご興味ある方は是非ご覧ください。

Buffalo Tracks Original Leahter Bag / LBB-003

Show Piece

秋晴れの良い一日いかがお過ごしでしょうか。

本日はご報告をひとつ。

以前のブログエントリー記事で、大仕事をしたなんていうくだりを書いたことが有ります。

追々ご連絡をなんてもったいぶった書き方をしましたが、本日はその事について書かせて頂きます。

Buffalo TracksはJapan Leather Awrad 2013という革製品を一堂に集めたコンテストへエントリーさせて頂きました。

鞄、靴、小物などなど、様々なカテゴリーがある中、今回、僕はメンズバック部門へ出展致しました。

日々の製作に追われる中、今まであまりショーレースには興味もそれにかける時間もなかったのですが、

コンテストテーマを見た瞬間に思い浮かんだ青写真があり、

それを形にしてみたいという衝動と共に製作に入りました。

その間、諸先輩方にも肩を押して頂き完成した作品がこちら。

人生2つめのランドセルという作品のテーマから【Second Ransel】と名づけました。

ご使用と共に光沢のます国内タンナーさんが作ったサドルレザーを使用し、
エイジングしていく真鍮金具を組み合わせたリュックと手持ちの2way バック。

ジッパーの開き具合で全開にもなる収納口は大きな物も大変しまいやすく扱いやすいバックになっております。

また、モデルがランドセルという事もあり、ランドセルの主流になりつつある、A4ファイルがぴったり収まるというポイントもしっかり押さえました。

普段なかなか使わない技法などを取り入れ、きっちりしたバックに仕立てましたが、
そういった作品にもシニュー糸を組み合わせる辺りがBuffalo Tracksの拘りといえる点だと思います。

ということで、Buffalo Tracksのショーピース詳しくはJapan Leather Awrad 2013のサイトをご覧ください。

他にもすごいメーカーさんや、作品が沢山出展しているので、勝ち上がる確率は低いかもしれませんが、

遠いアメリカで一等を取ったアーティストのBead Dollを眺めながら吉報を待ちながら、
久々に感じる程よい高揚感と、心地よい緊張を少しの間楽しみたいと思います。

それでは本日はこの辺で。皆様良い一日を。

Wild West 第2弾

10月に入りました。

9月までは年末のことなど考えることもなかったのですが、

10月に入った途端に、今年もあと3か月だな~とか考え始めるのはなぜなんでしょう?

一桁の数字から二桁の数字へ月が替わるというのが大きいのでしょうか??

そんなこんなで、10月が始まりましたところで本日の作品紹介に行ってみましょう。

キャンバスとレザーを組み合わせ、アメリカビンテージバックをモチーフにしたWild West シリーズの第2弾、

サッチェルバックのご紹介。

サッチェルバックとは、学生が使う通学用ショルダー鞄がルーツのバックになり、

そこから、ファッション的なバックに姿を変えていったバックになります。

僕が今回モチーフにしたのが、アメリカの会社の支給品として使われたであろうサッチェルバック。

ハードに使われていたせいか、かなりくたびれていて、そのくたびれ感がとてもかっこよく見えました。

そのバックをモチーフに、細部に渡り変更を加えたのが今回ご紹介するサッチェルバックとなります。

上記のようにモチーフはあったのですが、あくまでもモチーフで仕上がりは全く別物となりました。

メインのレザーはアメリカバイソンのチョコ色。

それに生成りのキャンバス生地にロゴをスクリーン印刷し、

真鍮金具、銅リベットなどを組み合わせました。

このCopper Rivetとバッファローレザーの色合いがとても相性がよく、作品全体にぐっとビンテージの雰囲気が出ています。

肩掛けと手持ちの2wayでご使用頂けるこのサッチェルバック、BRONCO様で発売中です!

気になった方は是非!

バッファローショルダーバック

今日も暑い一日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、スーパーへ買い物に行き、そこにぐっと魅かれるネーミングの物を発見。

そのネーミングとは【ただの炭酸水】。

うちのチビに、これただみたいだから持って行って良いみたいよ、とこれ見よがしに言ってみたところ、

満面の笑みで、うまいな~座布団一枚と往年の圓楽師匠バリに返されました。

さすがに座布団は頂けなかったものの、あの返しが出来るちびって本当に小学生なのだろうかと疑ってしまった今日この頃でした。

これはあくまでネタですので、商品は普通の炭酸水という意味でただ(0円)の商品でありませんのでお間違えの無い様に。

 

さて小話はこの辺にして本日はリトルコヨーテ様からのオーダー品、バッファローショルダーバックのご紹介。

バッファロー(アメリカバイソン)レザーのピーナッツ色を使用したぐっと目を引くショルダーバックです。

 

サイズ的には縦260X横300x厚み100(MM)となり、バックの重量は1.1kgと比較的軽目に仕立てました。

少しポストマンバックのような雰囲気ですが、使い勝手も良い様に2室の収納を付けフラップは留め具などを付けずフリーで開閉出来るように致しました。

 

ショルダーベルト連結部には堀江氏製作のメディスンホイールコンチョを使用。

すごく細かな所にも、こだわりのパーツをチョイスして頂きました。

サドルレザーと比べ柔らかいのが特徴のバッファローレザー。

使い込むまでもなく、体に馴染む革で仕立てたショルダーバック。

オーナー様のマストアイテムになってくれることを願いつつ。

ご注文誠に有難う御座いました。

ということで、本日はこの辺で、皆様良い一日を!

20130809b20130809c20130809d

新商品

八月に入りすぐにブログを書こうと思っていたのですが、6日もたってしまいました。

梅雨が逆戻りしたような天気と、猛暑の繰り返しのような今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

先日急に本が読みたくなり、本棚をあさり以前読んだ本を取り出してきました。

気持ち的に滅入っていると読書がしたくなるのはなぜなんでしょうか?

しかも、前に読んだ本なのに以前とは違った視点でイメージ出来たりして、それが面白くてすぐに読み終わりそうな勢いです。

おかげで活力も湧いて来た気がするし、俗に言う良い本って、ただ面白いとか悲しいとかだけじゃないのがすごいな~って思ったりしています。

読書といえば秋ですが、夏もお勧めです。

あとは今公開中の映画でも見に行けば、製作もはかどるのではないかと思っています。

と小話はこの辺にして、本日は新商品のご紹介。

昨日online storeの方にUPしましたショルダーバックになります。

機能的なことはonline Storeに記載が御座いますのでそちらをご覧いただければとおもいます。

こちらでは、製作に至った経緯などをお話していきたいと思います。

今回 Wild West seriesとして、アメリカで以前使われていた、仕事用のビンテージバックをモチーフにしたラインを新設し、
その第一弾としてMail Bagをラインナップ致しました。

メールバックは現在でもいろいろなブランドがレプリカとして独自の色を出しながら製作されていますが、オールレザーのメールバックが多い中、僕が製作したのは、フレームの入ったメールバック。

レザーとキャンバスの組み合わせの1970年代のアメリカで集荷用バックと使用された物をモチーフに製作致しました。

そしてこのバックにはPony Express Mail Bagと名称を付けました。

Pony Expressとは1860年にミズーリ州からカリフォルニアまでの郵便速達サービスを行った会社の名称であり、

時まさに西部開拓時代、プレーンズインディアンの国も駆け抜けた会社の名称を付けました。

実際時代が全く違うので、Pony Expressではこの手のバックは使っていなかったのですが、のちの郵便サービスの礎を築いたのは明らかですし、なんといってもWild Westとの相性はばっちりだと思います。

ということで、魅力的なビンテージバックを現代版にアレンジしたWild West series今後もご期待ください!

 

サドルレザー&ディアスキンの2wayバック

昨日は咳が止まらず製作も思うように進みませんでした。

この大事な時に体調管理が出来てないな~なんて思いますが、振り返るとたぶんこの時期いつも体調を崩していて、

いつも体調管理がなってね~なんて言っているような、ないような。

基本、季節の変わり目に体調を崩しやすいという、デリケートな人間なので、どう気を付けてもこの時期具合が悪くなることは仕方のない事なのかもしれません。

いちよう今後の為に、上半身裸で扇風機にあたりながら寝るのは昨晩から辞めています。

これで体調回復してくれれば御の字ですね。

皆様くれぐれもお気を付け下さい。

 

さて小話はこの辺にして本日は新作のバックのご紹介。

御取扱店のプレーンズインディアンジュエリー&クラフトの専門店リトルコヨーテ様からのオーダー品になります。

以前から、サドルレザーとディアスキン、さらにはビーズワークを組み合わせたバックは何個か製作してきましたが、

今回は各部に趣向を凝らし、よりオリジナリティーが出るようなバックを製作してみました。

バッファローとバッファロートラックのスタンプ、ディアスキンとビーズワークと様々なストーリーが連想されるかとは思いますが、

その辺りはお客様にお任せし、僕はただただ最高にかっこいいバックにするべく製作しました。

自身満足いく出来栄えの作品にはなかなか出会えないですが、このバックは久々に達成感のあるバックになりました。

ということで、このバックの詳細等気になった方はリトルコヨーテ様へお問い合わせ下さい。

本日はこの辺で、皆様良い一日を!

20130618a20130618b20130618c